工場スタッフのK.Hです。
6月10日、鞍手町の八剣(やつるぎ)神社にヒメボタルの撮影に行ってきました。
この日は気温が高く、絶好のコンディション!
場所取りをすべく早めに出動!
午後2時30分現地に到着。が、しかし!!
ねらいの場所の鳥居の前にはすでに三脚がズラリ!!
みんな早すぎやろ!!と思いつつ、やむなく一番端に三脚をセット。
撮影時間までしばらく時間があるので、まずは、「いい写真が撮れますように」と神社にお参り。
八剣神社です。
三脚をセットした場所の鳥居は古い時代のもので、すこし離れた場所にあります。
お参りの後は夕方までひたすら待機です。
午後7時頃活動再開!
この日は50㎜の単焦点レンズで勝負!
暗くなりきる前に三脚にカメラをセット。
まずは、ねらいの場所にピントを合わせ、絞りを絞って、背景となるシャープな写真を撮っておきます。
こんなかんじです。
ここに、ホタルの軌跡をコンポジット合成(比較明合成)していくことになります。
午後8時過ぎ、暗くなり街灯も消えて(ホタルが飛んでいる期間は街灯を消してくれます)本番スタート!!
カメラを連写モードにして、絞りを開放、iso感度を2000にセット、シャッタースピード30秒でレリーズをロック!ひたすら連写!!
後は、ホタルがいいところを飛んでくれることを願いつつ待ちます。
ヒメボタルはゲンジボタルなどとはちがい、川辺ではなく森の中にいるので、撮影に行く場合は『蚊』の対策も重要です。ちなみに私は、長袖、長ズボン、手袋、帽子にネットをかけて完全防備です。
また、お子様ずれで鑑賞に行く場合は街灯が消えて真っ暗なので、はぐれないように注意が必要です。
午後9時30分撮影終了。
自宅に帰り、パソコンでコンポジット合成していきます。
30秒一枚を合成するとこんなかんじです。この日はたくさん飛んでいたので、30秒でも5匹ほど写り込んでいます。
ヒメボタルはチカチカと点滅するように光るので、写真に撮ると軌跡が点の連なりになり、ゲンジボタルなどとはかなり違った絵になります。
さらに5枚合成すると!
こんなかんじになります。
さらに別のカメラで杉林を撮った写真が・・・
こちらです。80枚ほど合成したら、さすがにちょっとやりすぎ感がでちゃいました!
来年はまた違ったアングルでねらってみたいと思います。