今回の作業事例は、ベンツE55(W211)のエンジンオイル漏れ修理です。
オイル漏れの箇所は、カムカバーからでした。
カムカバーパッキンの交換作業になります。
このエンジンは、スーパーチャージャー付きのため、N/Aエンジンより少し作業しずらいです。
エアクリーナーボックスを取り外したところです。
オイル漏れがかなりひどく、イグニッションコイル廻りもオイルで濡れてしまってます。
イグニッションコイルを取り外したところです。
漏れたオイルがエキゾーストマニホールドにかかって焦げています。
かなり焦げ臭い匂いがしていたはずです。
カムカバーを取り外して、パッキンを交換していきます。
交換したパッキンとブローバイガスホースです。
ブローバイガスホースは熱で硬化していてカムカバー取り外し時に破れてしまうことが多いため同時交換します。
綺麗に清掃して組み付けました。
左バンクも同様に交換作業終了。
あとは、下廻りをスチーム洗浄、試運転、漏れがないか再度チェックをして作業完了です。
お車の駐車場にオイルじみがあったり、走行中焦げ臭い匂いがして気になる方は、ご気軽にお問い合わせください。