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ベンツE250(W212後期)警告灯多数点灯修理

オートマックス サービス工場 スタッフブログ2020-08-26

今回の作業事例は、ベンツE250(W212後期)の警告灯多数点灯修理です。

症状はメーター内のABSやレーダーセーフティ等の警告灯が多数点灯しています。

まずはテスター診断。

故障コードは、通信エラー系の故障コードがズラリ!しかも今までにあまり見たことのない故障コードばかり!なんだこりゃ?

どこかのヒューズ切れかな?と思い点検するも、どこも切れてない!ムムム・・・

しばし配線図とにらめっこです。

やっと怪しいところを見つけ、運転席側のフロアカーペットをめくり調べてみると!

 

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解りにくいですが、薄っすら水がたまってます!

怪しいと思った部分を引っ張り出してみると!

 

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やはり濡れています!

自動車のコントロールユニット同士はデータのやり取りをするため配線で繋がっているのですが、この部品がユニット同士のハブのような部品になります。

さらにカバーをめくってみると。

 

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基盤が腐食しています!ビンゴ!!

犯人ほぼ確定です!

警告灯が点灯している原因は解ったのですが、次は基盤を腐食させた水がどこから来ているのかを特定しないといけません!

エアコンの水は車外にちゃんとドレーンされているので、雨漏れの水と思われます。

運転席シートを外し、フロアカーペットを外し乾燥させつつシャワーリングテストをしていきます。

 

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きました!!やはり雨漏れです!

車両前方の中心付近から垂れてきているので、次はワイパー廻りをバラしていきます。

 

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エアコンのエキスパンションバルブのところに垂れ跡が!!

雨漏れ箇所特定です!

 

DSC_0232

エキスパンションバルブ部に垂れないようにシーラーで施工して雨漏れ修理完了です。

あとは配線の部品を交換して、すべて組み付け直し、試運転して警告灯の症状が改善している事を確認して作業終了です。

症状と雨漏れ箇所共にトリッキーで苦戦しましたが、無事症状が改善しホッとしました。