今回の作業事例は、ポルシェ パナメーラの冷却水漏れ修理です。V8エンジン(原動機の型式 M48)搭載車両になります。
エンジンルームを点検していくと・・・
ラジエターホースのエンジン側のパイプが抜けています!漏れの原因確定。サーモスタットハウジングの交換になります。
インレットマニホールドを外したところです。
やっとサーモスタットハウジングが見えてきました。さらに分解していきます。
ベルトを外しウォーターポンプを外します。
ウォーターポンプが外れると奥にサーモスタットがあるので外します。外す際にかなり固いので大抵割れてしまいます。オーバーヒートもしているので交換します。
サーモスタットが外れました。
あと後ろ側のパイプを外せば(こちらのパイプもなかなか抜けません)サーモスタットハウジングが外せます。
サーモスタットハウジングが外れました。
なかなか大変な作業です!
左が新品部品、右が交換部品になります。
部品が改良され抜けないようにボルト留めになってました。
元通り組み付けていきます。
元通り組み付け完了!
あとは、冷却水のエア抜き、試運転、漏れのチェックをして作業終了です。