【タイヤにクギが刺さってパンク・・・!!】
そんな経験をされた方も多いのでは??
でもなしか!? どうやってクギが刺さるとかいな??
と思われた方・・・・・・ 簡単にご説明いたします。
そもそも落ちてるクギは横にグタ~っ寝そべってます。
走行中、前輪タイヤがそのクギを華麗に宙を舞うように浮かせ・・・
後輪が来たときに、ドンピシャ グサッと刺さるのです。
また、基本的に道路は中央から左に傾斜していますので、ゴミなどは雨風などにより自然と左に流れて行く。
だから、左に寄って走行ばかりしていると刺さる可能性がグ~~~ンとUPすることになります。
確率でいうと、①左後ろ ②右後ろ ③左前 ④右前 の順みたいです。
【ランフラットタイヤ】
輸入車では現在主流になっているランフラットタイヤ。
ん? 聞いたことあるばってん~~・・・・結局何が違うとかいな??
はい、簡単にアンサー。
タイヤの横にメーカーやらサイズが記載されてますよね。
そこをサイドウォールというのですが、その中のゴムが通常のタイヤと比べ、より補強され強化されてるんです。
だから左図のようにパンクしてもグニャッとならず、そのまま走行が可能なんですね~。
走れると言っても条件があり、時速80km/h以下で100km程度までということです。
もちろんパンク修理は必要で、その間にショップへGO!!ということになります。
そんな便利なタイヤでもやはり、メリット・デメリットがありますたい・・・
(メリット)
①ゴムが厚い分パンクしにくい。 (クギなどが刺さっても貫通しにくいようです)
②パンクしても走れる。 (高速道路でも次のサービスエリアまでは行けますね)
③スペアタイヤが不要。 (その分トランクスペースが広く使える)
(デメリット)
①値段が高い。(やはり高性能な分仕方ないか・・)
②固い。 (ゴムが厚い分、乗り心地が少し・・・)
③在庫がすぐにない。(製品限られてますしね・・・)
④パンク修理が出来ないことも。 (パンクしたまま走行可能ですが、その際にゴムがやられます・・・)
(ランフラットタイヤの見分け方)
サイドウォールに次のアルファベットが書いてあればランフラットタイヤです。
メーカーによって名称が違うようですね。
・ブリヂストン・・・RFT (Run-Flat Technology)
・ピレリ・・・r-f (RunFlat)
・コンチネンタル・・・SSR (SelfSupportingRunflat)
・グッドイヤー・・・EMT (Extended Mobility Technology)
・ダンロップ・・・DSST (DUNLOP Self-Supporting Technology)
・ミシュラン・・・ZP (zero pressure)
・横浜ゴム・・・ZP S(zero pressure system)
・東洋ゴム・・・TRF (TOYO RUN FLAT)
【ランフラット → ノーマルタイヤへ交換】
デメリットが理由でノーマルタイヤへ交換する方も少なくありません。
その際の重要な物!・・・・・が、これ・・・・パンク修理剤!!
スペアタイヤを積んでいる方は不要ですが、積んでいない方はパンクしてしまうと
ランフラットタイヤではないため走行不能となります。
JAF呼ぶか~・・・どうすっぺかな~・・・というときにコレ!
パンクしたタイヤの空気を入れるとこから注入するだけでOK。 あとはショップにGO!!
しかーーし、条件が・・・
まず2mm以上の穴にはNO!!
あと注入する時にドロドロとしたジェル状の液体が出て、穴が開いた箇所を塞いでくれるのですが
修理の際タイヤを外す時にバフッッ!!っと飛ぶ散るみたいです。
ショップの方にはくれぐれも「修理剤入れてます」と伝えるのを忘れずに!